木
大きな木が生えていて、暑くても日差しを防いでくれて、
雨が降ってもある程度雨宿りができて、
そのままでも、住処みたいだけど、
それを人間なりに再構築したのが、家なのかな。
時間は戻らないし、
若いころにももどれない。
出会ったヒトの中にも、自分の種みたいなものが芽吹いて、
一緒にいるときは水をあげて大切にしてくれていたのかな
でも、水をあげなくなってそのうち枯れて、
枯れたその木の存在はその人を困らせているかもしれない
それが大きな木であればあるほど
自分のなかにもそんな木が生えていて
もうかれていても、水をあげるときがたまにある
だけどもう水は吸わないよ
家をつくるなら、乾燥させた木を加工して使うってね。
枯れて乾燥した木だけど、
それをつかって家をたてたら、
そこで一緒に暮らせないかな