断面

きたいえきたいこたいのこと

悶々(文)句

今の職場に、ヒトとして惹かれるヒトはいない。

だから仕事で仕方なく最低限でかかわりたいと思っているけど、

「なんなんだよ」って思う事はいっぱいある。

 

だけど、それを言ったりすることで、

なんだか自分のきもちがはれても、

ほんとうはそんなことでいちいち嫌だなって思ったりせず、

適当にながしちゃえるくらいの人間のほうがいいよなっておもう。

 

今日、是枝監督の「大丈夫であるように」をみて、

一番よかったのはcoccoが、もののけ姫の終わり方について、

ムカついた、っていう話だ。

あんな、花が咲きました!みたいな終わり方にすんな!

っていう意見。それを聞いて、cocco好きだなーっておもった。

 

批判っていうのは悪いことではないって思う。

 

そーいう考え方もあるよね、という許容が聞き手にあることは大事で、

何かを表現するヒトは、その許容力を必要とされるとおもうし、

むしろ、自分の意思がはっきりあるひとほど、

批判するヒトの気持ちはわかるとおもう

 

今日かりてきたCDの帯書きの文章がひどかった。

 

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/商品を勧める立場としての意識が低すぎる事

/グザヴィエ・ドランが天才的な若手監督であり、映画も公開されれば超話題作としていつもとりあげられている、という認識がないという事

 

でも、文句と批判は違うよね

 

それに、批判するにも文句言うにも、同時に相手に気持ちのクリティカルヒットを狙うために、伝わりやすい言葉を自分でちゃんと構築する、という労力を伴う、という事。

それを経て伝えた気持ちも、流されて終わる、ていうこともある。

 

もう寝た方がいいのにこんな事を書いている