断面

きたいえきたいこたいのこと

にほんあし

誰かがいてとても幸せな気分に支えられてる時は三つの支えがあるみたいにとても安定してその場にずっといられればいいとおもう。でもその支えがなくなると、不安定な二本脚で倒れないように脚を動かして自分のバランスをとらなくてはいけなくなる。そのまま倒れてしまってその場をはなれられないでいる場合もあるとおもう。また歩き出すことは前向きとか、「えらいね」とかじゃなくて、自分を維持するための必然か。立ちっぱなしより歩く方が気が紛れる。最近仕事の帰りは一駅分歩くことが多い。あるいているときが一番落ち着くのもそのせいか。だんだん歩くのも苦じゃなくなる。楽しいのかもしれないし、このまま歩いてどこかわからないところに行ってしまうのもいいか。と思う。何か予期せぬ発見があるのはいつもそういうときだったりする。本当は楽な状態でどこかに身を置いておきたい。一度なくした支えには慎重になる。一人で両足を開き、「人」然としたスタンスでいることもできるけど、もたれかかって楽をしているようにみえる、二人でできている「人」のほうが「ヒト」としてもきっと正しいんでしょ!