無題
「博士と彼女のセオリー」を観た。
スティーブン・ホーキング博士のドキュメントみたいな映画。
素敵な映画はいっぱいあるとおもうけど、そのほとんどが恋愛の映画だとおもう。
でも、ここ1、2年は、恋愛の映画を避けていたので、素敵な映画をたくさん見落としていると思う。でもしかたない。
観ると映画の世界から、なかなか気持ちが戻ってこなくて、自分ごと過去に戻ってしまいそうになるから。
ホーキング博士は、時間の始まりを証明しようとして研究している。
時間を戻せばいろんな事の証明ができるって。
科学はすでに今起こっているできごとの原因を知ろうと、追求する事だよね。
漠然と流れている今を能動的に知ろうとしてる。
時間も人も止まらないで流れている。
止まっているのは、自分の中にある思い出だけ。
「もしかしたら」って、たまに思うのは思い出しかみれていないからだよね。待っていてくれるものなんてないし、タイミングがずれていたらうまくいかないし。
だから、先に進まないと行けない。
誰にでも、止まった時間があるのだから、それはそれとして、先にすすまないといけないよ、って自分に言い聞かせないといけないんだよね。
だけど、なんでかしらないけど、それといっしょに大事なモノも全部おきっぱなしにしちゃってるみたいな感じがする。
楽しい事も、ドキドキする事も、みんなおいてきちゃったみたい。
どうして針が止まってる腕時計をずっと棚においてるのか
本当に今のままで後悔しないのかな